劣化画像から劣化する前のきれいな画像を推定する手法です。
となりの研究室のHPにあったので借りてきました |
画像とかの劣化過程は以下の数式でモデル化されます。
きれいな画像x, 劣化した画像yに対してどのように劣化したかを表す劣化過程の行列Aを考えます。
Aとyが既知としてxを求めるのが圧縮サンプリング問題です。
数式だけ見ると、逆行列とかをかけてしまえばxを求めれそうな気がするとは思うのですが、画像サイズが100×100とかの場合,xとかyのサイズは10000次元、
Aのサイズは10000×10000とかになってしまって、とてもじゃないけど現実的な時間で解くことが出来ません。
そこで、正則化項を追加したエネルギー最小化問題に変形させます。
このL-1ノルム正則化問題を解いたりするアルゴリズムとか,劣化過程を工夫することで逆演算を高精度化させるとかいろんな研究がされています。
今回は、この圧縮サンプリングのソースをOpenCVで書いてみました。
参考にした論文は
です。
gistにアップロードしています。
https://gist.github.com/1708671
※
劣化画像から真値画像を推定できるのですが、今回は劣化過程を推測するようにmain関数を書いています。
あしからず。
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